ジェーン・バーキン(Jane Mallory Birkin OBE, 1946年12月14日生)

ジェーン・バーキン ジェーン・バーキンは、誰もが認める、長年のファッション・アイコンです。

元々イギリス人であるジェーンは、20歳を過ぎてからフランスに渡り、大物音楽家であるセルジュ・ゲンズブールと結婚します。

その結婚生活では、数々の伝説やスキャンダルを残し、ジェーンが一躍注目されるようになりました。

そして、彼女のお洒落のスタンスは一環していました。

ストレートラインのデニムにシンプルなシャツ、かごに雑然とものを詰め込んで颯爽と歩く、という、一見完全に手抜きとも呼べるお洒落を完全に自分のものにしていて、しかも、全く野暮ったくなることがなかったのです。

ジェーンのそのアイコニックなスタイルは、現在でも各ファッション雑誌で頻繁に特集が組まれるほど際立っていました。

そして、「Tシャツにジーンズを組み合わせれば、誰でもジェーン・バーキンになれる」という気取らない考え方は、多くの人に受け入れられる彼女をキャラクターを象徴していたと思います。

ジェーンは、後に写真家になったケイト・バリー、女優になったシャルロット・ゲンズブールとルー・ドワイヨンという3人の娘にも恵まれ、現在その3人はそれぞれの分野で大活躍しています。

不思議と三者三様なのに全員ジェーンの娘であることがはっきり伺え、その類稀なDNAがしっかり娘に引き継がれていることを物語っているように思います。

関連記事