ミレーヌ・ジャンパノイ(Mylene Jampanoi, 1980年7月12日生)
ミレーヌ・ジャンパノイは、アジアンテイストが強い中で澄んだグリーンの瞳が印象を残す、非常に神秘的な女優です。
そのアジア的な容姿は父親譲りのもので、ミレーヌは中国人の父親とフランス人の母親のもとで生まれました。
父親とは広東語で話をしてきたので、中国語も堪能とのことです。
但し彼女はフランスで生まれ育ったため、自分は西欧人という意識が強いといいます。
本業は女優ですが、2008年にディオールの美白コスメライン「ディオール・スノー」のスポークスモデルに選ばれました。
そのルックスを見ると、「美白コスメ」のモデルに相応しいことがすぐにわかります。
透明感あふれる美肌は、誰の目にも深く印象に残るのです。
ディオール・スノーのフィルムでは、無駄を一切省いた空間の中で、素肌だけで素晴らしい表情を創り上げています。
ミレーヌの本業である女優としての活躍は、セルジュ・ゲンズブールの伝記映画「ゲンズブールのその女たち」で見ることができます。
ミレーヌは、ゲンズブール最後の恋人で、ドイツ人と中国人のハーフである歌手のバンブー役で出演しています。
大スターになることを夢見るのではなく、演技派であることにこだわり、将来はアジアで映画出演もしてみたいという、中国系の彼女ならではの夢も持っています。
私たちがアジア映画で、ミレーヌの繊細な美しさに触れることができる、そんな日が待ち遠しいです。